社長日記 Blog

孤独死現場 お見積り

更新日:2020年04月22日

 

桜の開花も始まった4月中旬ですが、

北海道の朝晩は寒い日が続いております。

まだまだ、暖房が必要です。

 

そんな中、賃貸物件を管理されている会社様より

孤独死で亡くなられた方のお部屋の見積りをご依頼されました。

 

亡くなられた男性には身寄りがなく、

この度は管理会社様が一切の整理をされるとのことでした。

 

 

孤独死で発見される状況として

 

■親類が訪ねてきての発見

■近隣からの最近姿を見ないから。との通報

■新聞、郵便物が溜まっているから。との通報

■遺体腐敗による異臭やハエなどの発生の為

 

など、下記のグラフの理由がほとんどです。

 

 

 

出典:2019年5月17日一般社団法人日本少額短期保険協会 第4回孤独死現状レポートより

 

 

 

今回は亡くなられてから3日後の発見の為、

ご遺体の腐敗はあまり見受けられなかったようです。

 

 

 

 

まず、玄関前にて一礼をし、

亡くなられた方へのお悔やみをさせていただきました。

 

 

 

 

玄関を開けると、

まだ目を通していない新聞が

ポストから投函されたままで、足の踏み場もないくらいに散乱していました。

無造作に置かれ、一ヵ月分は溜まっていたでしょうか。

 

部屋の中に入っていくと

ワンルームの部屋の中央に布団が敷かれ、

その周りには色々な生活雑貨が散乱していました。

 

足の踏み場を探しながらの見積り作業です。

 

 

 

 

 

 

そんな中、まな板の上には、干からびた大根と包丁が

置かれたままになっており、自分で炊事をしようとしていたのでしょうか。

 

下駄箱の上には、無造作に新しい革靴が・・・

靴底が減っていなかったので、

春になったら、この靴をはいて出掛けようとしていたのでしょうか。

 

お部屋のいたるところには

一生懸命に生きていた証が感じ取れるのです。

 

 

今回も、心を込めて見積り作業をさせていただきました。

 

 

 

いま私たちの社会が直面している孤独死の問題が

新型コロナウイルスの感染拡大により

拍車をかけて増えていく事が予想されます。

 

いずれにしても孤独死は本人の問題にとどまらず

周りの人も巻き込む結果となります。

深い関りが失われがちな現代において、

普段の生活の中で、異変をどう察知して行動したら

よいのでしょうか。