お疲れ様です。
こころ屋です。
昨日は300キロ離れた札幌市より
戻り、本日は函館市にてゴミ屋敷整理をさせていただきました。
作業を進めていくと、ゴミ屋敷になる前の状態がだんだんと見えて来ます。
ゴミ袋に分別された物が下の方にあり、その上の層には分別されないものが、積み重なっています。
長い年月の積み重ねです。
お仕事が多忙だったのか。体調が悪かったのか。色々と想像しながらの作業でした。
一つ強く言える事は、この部屋で命を落とす事にならなくて良かった。
劣悪の環境の中で、しかもこの暑さ。エアコンもない部屋で倒れないで良かった。と思いました。
なぜなら、昨日のゴミ屋敷のお見積りは、ゴミ屋敷の部屋で熱中症でお亡くなりになった方のご依頼だったからです。
ゴミ屋敷と孤独死の関係性はとても高く、ゴミ屋敷になってしまった部屋には、他人は入れたくない。来てほしくない。
となってしまいます。それが、孤独生活の始まりです。
そして、不衛生で劣悪な環境のなかで身体を壊してしまい、最悪の場合、孤独死へとつながってしまうのです。
作業完了し引渡しには、住居人のお父様が立ち会いされ、「さすがプロですね。こんなに早く終わるなんて。」と喜んでいただきました。
(*ご依頼者様よりご承諾をいただいて画像をupしております。)
トイレとお風呂清掃には特殊清掃になり、業務用の薬品を使用し清掃しました。
お引き渡しが終わり、外へ出ると……
向かいのアパートで孤独死が発見されました。救急車が来て、警察が来て。
また、悲しく寂しい孤独死。
どうにか食い止めるすべはないものでしょうか。
みなさんは、どうお考えでしょうか・・・
お客様の笑顔のために・・・
こころ屋 でした。